日誌

第17回体育祭開会式における校長挨拶(令和7年5月29日)

 皆さん、おはようございます。このところ天候不順が続いていましたが、今日は体育祭にふさわしい天気に恵まれました。

 昨年、初めて皆さんの体育祭の様子を見ることができて、幸せな気持ちになったことを思い出します。頑張る友達のことを良い笑顔と大きな声で応援しているのを見て、皆さんの「いのち」が、とても素敵な形で伸びていっているのを感じました。皆さんは、頑張る仲間のいのちの躍動を認め、称賛することで、自分のいのちも沸き立たせ、周りの人までも幸せな気持ちにする力を持っています。それは、皆さんが高校生として過ごせる限りある貴重な時間を大切にし、有意義に使っているという「あかし」でもあります。

 さて、こうした行事のスムーズな進行に協力することの基本は、時間を守ることです。さらに、今日一日、トラブル無く気持ちよく過ごすためには、体育祭のルール、マナー、エチケットなどの、きまりを守ることも大切です。今日も「いのち」と「時間」と「きまり」を大切にして過ごしてください。

 今日を迎えるにあたっては、準備段階からずっと、体育祭実行委員や体育委員をはじめ、いろいろな部活動や係の生 徒の皆さんに助けてもらっています。そして、特活部や保健体育科の先生方はもちろん、多くの先生方から、生徒の皆さんが事故なく今日の体育祭を楽しめるよう、御指導をいただきました。そのほかにも、受付をしていただいているPTA役員の皆様など、本当に多くの方々からの御尽力をいただいて今日を迎えられたことに、校長として心から感謝いたします。ありがとうございました。

 さあ、何度も同じことを言っていますが、こうしたお祭りは、頑張った人ほど、楽しむことができるものです。どうか、ひとりひとりが精一杯自分の役割を果たしながら、思いっきり楽しんでください。私も、この目で皆さんの活躍やチームワークとフェアプレーのあらわれを見ることができるのを、楽しみにしています。

 素敵な一日になるよう祈りつつ、開会の挨拶といたします。